痰が喉の奥に詰まって取れないときの対処法とは?

後鼻漏に対するお役立ち情報

痰が取れないときは水を飲む、安静にするなどの方法がありますが、それでも取れないことってありますよね?

A子
A子

私も後鼻漏の時は、喉の奥の痰が取れなくて、イライラすることがよくありました…。

喉の奥には粘膜が生えていて、毛細血管があります。
線膜の繊毛は1本1本独立して動くから、神経も張り巡らされています。

感覚が繊細なところなので、痰などの異物が詰まっていると気になってしょうがないですよね。

nini
nini

この記事では、色々な人が実践している効果が期待できる方法」があるので、ご紹介します。

この記事で分かることは下記の6点です。

  • 痰が取れないときに効果が期待できる方法まとめ
  • 病院に行かないで今すぐ痰をとる方法
  • 鼻うがいよりホットシャワーよりも安全にケアをする方法
  • 薬で痰をポロっと出すことはできるのか
  • 喉の奥の痰をとるために整腸剤をすすめる理由
  • 薬を使わないで後鼻漏のケアをしたい場合

痰が取れないときに効果が期待できる方法まとめ

痰が喉の奥に詰まってとれない時は、色々な効果が期待できる方法を試してみることをオススメします。
ここでは、どんな方法で取れるのかまとめてみました。

調べてみると

  • 水分をとる
  • 辛い物や甘いもの、すっぱいものなどの刺激がある食べ物は避ける

などの対策が効果が期待できます。

人によっては
水をコップ1杯分飲んだ後で軽く胸を叩いて前かがみになる

という方法で痰がいつも出るという場合もあるそうです。

しかし、痰が詰まっている時点で喉にはかなりの負担がかかっています。

胸(肺)を叩いた衝撃で勢いよく痰がとれると更に負担がかかるのでやめておきましょう。

病院に行かないで今すぐ痰をとる方法

痰が喉の奥に詰まってとれないとき、「今すぐ取りたい」と思いますよね?
こういうときに、応急処置のような形ですぐにとる方法はないものか調査してみました。

調べてみると、鼻うがいをすれば喉の奥に詰まっている痰をとることができるそうです。

しかし、鼻うがいは危険性が心配されていることから私はおすすめしません。

鼻の穴から吸い込んだ生理食塩水がきちんと吐き出しきれず、鼻の奥の副鼻腔に残ってしまうことがあるからです。

生理食塩水は本来なら自然と蒸発しますが、副鼻腔は入り組んだ形をしているからなかなか蒸発しません。ずっと残って、細菌が繁殖してもともとある炎症をさらに悪化させる可能性があります。

生理食塩水を直接鼻に入れる鼻うがいもよくありませんが、吸入器を使った方法もやめた方が無難です。

ホットシャワーという家庭用吸入器を使うことで、生理食塩水を蒸発させて鼻の穴から吸い込むケアができます。

「生理食塩水を液体のまま入れないから安全」と思っている人も多いようですが、そうでもないのです。

私は実際にホットシャワーを使ったことがありますが、ホットシャワーで吸入してしばらくしてから、鼻の奥から喉にかけてスーッと生理食塩水が落ちてきたことがあります。

蒸気だから副鼻腔の奥まで到達する分の残りやすく、蒸気が冷えて液体になって流れてきたのだと思います。

上記の理由から、副鼻腔に直接的に液体や蒸気を入れてのケアは危険だと思います。

副鼻腔はもともと空洞で何もないところですし手を加える部分ではないので、何もしないことをオススメします。

鼻うがいよりホットシャワーよりも安全にケアをする方法

鼻の奥の副鼻腔に鼻水がたまってしまい、膿状になってしまう後鼻漏になると、喉の奥に鼻水が流れてくるようになります。

これを鼻うがいやホットシャワーよりも安全に治すには、どうすればいいのでしょうか?

喉の奥の痰が取れない原因は、鼻と喉の粘膜の働きが低下しているのが原因だと考えられます。

粘膜は鼻水や鼻くそを体の外に押し出す役割があるから、この役割を発揮できないと体の中にどんどんたまります。

ですので、鼻と喉の粘膜の働きをよくするケアをしましょう。

粘膜は、加湿と加温によって活性化します。
鼻うがいやホットシャワーも加湿・加温ができるから効果が期待できるので、安全に加湿・加温する方法を試してみてください。

他の安全にケアする方法の一つとして、例えば「マスクをすること」が挙げられます。
マスクをするだけで簡単に加湿・加温ができて、粘膜の働きがよくなります。

マスクは体の中に何も取り込まないので害もなく、危険性もありませんのでオススメです。

ある女性の体験談には

「マスクをして3日間寝たら、後鼻漏の症状が3分の1くらいになった」

と書かれていました。

今までいろんな病院へ行っていろんな薬を飲んだけど治らなかったのに、マスクで治るなんて!とびっくりしたそうです…!

私はこれにマフラーをして寝るようにしました。
マフラーをして寝るようになってから、朝喉と鼻の調子がとてもいいのでオススメです。

薬で痰をポロっと出すことはできるのか

喉の奥に痰が詰まってとれない時
「薬を飲んでしばらくしたら、吐き気がして口からポロっと出る」

みたいな薬があればいいなと思いますよね?

しかし、残念ながらそういう効果がある薬はありません。
痰に関係ある薬は、去痰剤という痰を柔らかく切れやすくする薬だけ(汗)

しかも効果は飲んでいるときしか出なかったり、ぜんぜん出なかったりと個人差があります。

飲んでいるときに喉の奥に詰まっている痰が柔らかくなってとれても、鼻の奥にまだまだ鼻水がたまってる場合はまた痰のかたまりが喉の奥にたまってしまう可能性がありますよね?

これでは、ずっと去痰剤を飲み続けないといけなくなってしまいます。

ですので、去痰剤には頼らないほうがいいでしょう。
もし薬を使って治療したいなら私は断然、整腸剤がおすすめです。

喉の奥の痰をとるために整腸剤をすすめる理由

喉の奥の痰は、鼻水のかたまりであることが多いです。
後は気管支などにたまっていたゴミのかたまりなどで、どちらにせよ老廃物です。

こうした老廃物がたまっているのは、体全体が老廃物をためやすい体になっているから。
ですので、体全体をデトックスして老廃物がたまらないからだになればいいのです。

体の中の老廃物は80%くらいが便として、排出されます。

ですので、お通じがいい体は老廃物がたまりにくいです。
便秘の時は下剤を飲んで出す人が多いですが、下剤は大腸に刺激を与えて無理やり便を出します。

ですので、大腸に栄養を与えてコツコツ便を出す整腸剤にしましょう。

整腸剤は乳酸菌など、体にいいものしか配合していないから毎日飲んでも負担になりません

鼻の奥の副鼻腔に鼻水がたまる後鼻漏で悩んでいる人は、呼吸器の調子がおかしいから免疫力が低下しています。

大腸の調子が良くなれば免疫力が高まるので、鼻水や痰も出やすくなります。

上記が、去痰剤よりも整腸剤の方が効果が期待できると思う理由です。

まとめ(薬を使わないで後鼻漏のケアをしたい場合)

この記事では、「痰が喉の奥に詰まって取れないときの対処法」についてご紹介しました。

薬を使わないで後鼻漏を治療したい場合は、お茶がいいでしょう。
あなたの鼻やのどの痛みがなくて炎症が大したことがなさそうな場合は、「緑茶」も向いています。

緑茶には殺菌作用があるから、鼻水の細菌が繁殖するのを抑えるし、臭いのもとになっている細菌の死骸を取り除く効果が期待できます。

液体なので汚れを洗い流してくれるし、水分補給にもなりますよ。

でも、喉の炎症がひどい場合は緑茶を飲むと染みてしまいます。
染みているということは炎症に強い刺激が加わって、悪化しているということなのでよくありません。

こういう場合は「なた豆茶」にしましょう。
排膿作用と抗炎症作用が期待できるカナバニンという有効成分を含んでいるから、後鼻漏に向いてるのでオススメです。

鼻水も痰も膿の一種なので、痰の原因が後鼻漏じゃなくても効果が期待できます。

私は「薩摩 なた豆 爽風茶」を飲み始めてから2週間で黄色い大きな鼻水のかたまりがドバーっと出てきました。びっくりしたけどとてもすっきりしたのと、痰が喉の奥に詰まる感じがなくなりました…!

お茶だから毎日飲んでいても、副作用の心配がなく、味もおいしいから続けやすいです。

ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか?

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