後鼻漏という病気は鼻の奥の副鼻腔に鼻水がたまってしまい、それが喉の奥に流れている症状です。
病気ではなく症状で、その原因になっている病気を治す必要があります。
でも、原因となっている病気を治すにはまず後鼻漏を治さないといけないので、後鼻漏と原因の病気を同時に治療していく必要があるんだとか…!
私はこの後鼻漏に8年間悩んでいて、病院で先生に「手術をするしかない」といわれたことがあります(汗)
でも、最終的に「手術なしで簡単な方法で完治」することができました。
この記事では、「ファイアースコープで後鼻漏の手術ができるのは本当なのか?」についてご紹介します。
この記事で分かることは下記の5点です。
- 後鼻漏は長期化する理由
- ファイバースコープの手術
- ファイバースコープの手術はいくらかかるのか
- 手術後は通院する必要がある
- 手術のようにリスクが高くない治療方法
後鼻漏は長期化する理由
後鼻漏になると、なかなか完治しないことがほとんどです。
その理由は、具体的な治療方法が見つかっていないから。
後鼻漏は副鼻腔にたまっていた鼻水が喉に流れてくることで、起こります。
鼻水は副鼻腔にたまっている間に細菌が繁殖しているから、ネバネバになっています。
このネバネバの鼻水が喉に流れてくるから、気持ち悪いのです(汗)
私も後鼻漏のときは朝起きてからも夜寝ているときも、ネバネバの鼻水がつねに口の中にある感覚がとても嫌でした。
つばを飲み込むたびに、ドロドロの鼻水も一緒に飲み込んでいる感じが辛かったです(汗)
また、咳をしたり息を吐いたりすると、口の中から変なにおいがするのも嫌でした。
これは後鼻漏で悩んでいる人の特徴で細菌が繁殖している鼻水が常に降りてくるせいで、口の中に細菌が繁殖して悪臭を放っているのです。
少し顔を近づけて話をしただけで、相手に「うっ」っという顔をされてしまうのがショックでした(泣)
自分でもマスクをしたときや勢いよく息を吐き出したときに、変なにおいがするので不快に感じるのです。
この症状を病院で医師に相談しても、処方してもらえるのは去痰剤と抗生物質だけ。
去痰剤は痰を柔らかくするだけで、抗生物質は体の中に入ってきたウイルスを撃退するだけです。
痰(鼻水)を止める効果もないし、口臭を改善する効果もないのです。
ですから、薬には頼らない方法で後鼻漏をケアするしかありません。
そうなってくると、手術ということになってしまうのです。
ファイバースコープの手術
後鼻漏で悩んでいる人が受けるのは、ファイバースコープを使った手術です。
短時間で済むから、安易な気持ちで受ける人が多いように思います。
実際に後鼻漏の手術をした人の体験談には
「鼻の穴からファイバースコープを入れて手術した。事前に鼻の相当奥までぐりぐり麻酔を塗ってから手術したから、痛みはゼロ。10分経たないうちに終わって、体調が悪くなることもなかった」
と書かれていました。
これだけ読むと、「すごく簡単にできる手術」というイメージですが、手術には入院が必要です。
後鼻漏のファイバースコープを使った手術は、正式には「鼻内内視鏡手術」といいます。
ファイバースコープとは数万本の光ファイバーをまとめた柔軟に動く内視鏡のこと。
これを鼻の穴から入れて、モニターで鼻中をみながら手術をするのです。
この手術で副鼻腔にたまっている鼻水を吸い出すことは、できません。
手術を受けた人の体験談によると「炎症を起こしている部分を切りとる」か「副鼻腔の下のほうに穴を開けてそこから鼻水を出す」かだそうです。
麻酔方法は体験談を見る限りでは局部麻酔ですが、病院によっては全身麻酔で行うこともあるんだとか…!
手術の時間も局部麻酔で手術した人の体験談では10分以内でしたが、全身麻酔を行う病院では30分~1時間とサイトに記載されていました。
病院によって麻酔の方法も時間も違うみたいです。
入院も1泊2日というところもあれば、日帰りOKというところもあって、最長で10日間の入院と書かれていました。
病院によって条件が違うので、よく比較してから手術を受けるところを決めたほうがいいですね。
ファイバースコープの手術はいくらかかるのか
「手術を受ける」となると、安全性や時間が気になりますがいちばんはお金が心配ですよね?
そこで、後鼻漏の手術を受ける場合はいくらかかるのか、調べてみました。
調べてみると
片方の鼻の穴で6万円~17万円と、幅が広く症状によって違うことがわかりました。
手術費用が保険に適用されるかどうかは、保険によって違います。
私が加入している保険の場合は、「鼻腔粘膜焼灼術」という粘膜を焼いて炎症の腫れを抑える手術の場合は保険が適用されることになっています。
あとは「鼻茸摘出術」という鼻ポリープをとる手術が保険適用になっていました。
でも「鼻内内視鏡手術」という記述はなかったので、適用されませんね。
費用が17万円もかかるとなるとかなりの痛手なので、私はオススメはしません(汗)
手術後は通院する必要がある
後鼻漏で悩んでいる人は「1発でスッキリ治したい」と思っているはず。
でもファイバースコープを使った手術は、その後も通院する必要があるのです。
ある病院では手術後は6週間、通院する必要があるといいます。
手術をしてから2週間は、週に2~3回、3週間目以降は週1~2回行くことになります。
週2~3回の通院は、2週間だけでもとても大変ですよね?(汗)
しかも、手術をしてから5日間くらいはお風呂に入れないのだそうです。
さらに手術をしてから4~7日間は、鼻の中にガーゼが入りっぱなしになっています。
飲酒や車の運転は手術の2週間後から、事務系の仕事は手術の5日後からなどいろいろと生活が制限されます。
作業系の仕事や立ち仕事の場合はもっと休むことが推測できるので、かなり負担になります。
しかも私の看護婦の友達が言っていたのですが、ここまでしても後鼻漏は再発率が高いそうです(汗)
副鼻腔炎で鼻内内視鏡手術をした場合は再発率が低いけど、後鼻漏は高いのだとか…。
ここまで体と生活に負担をかけて、お金までかけて再発してしまったらショックが大きそうですね。
私はまずそもそも手術をするのが怖いし、入院にも抵抗があったのでやめておきました。
手術のようにリスクが高くない治療方法
ファイバースコープを使った後鼻漏の手術は、ハイリスクであることがわかりました。
もっとリスクが低くて、効果が期待できる治療法にしたいですよね?
そこで私が実践して効果があった「なた豆茶」をおすすめします。
鹿児島県産のなた豆を使ったお茶を、毎日500mlくらい飲むだけの簡単ケアです。
私はこの方法で、8年間治らなかった後鼻漏を完治することができました。
なた豆茶には排膿作用があるから、副鼻腔にたまって膿みたい担っている鼻水を排出する効果が期待できます。
そして抗炎症作用もあるから、副鼻腔や鼻と喉の境目・上咽頭にできている炎症を抑える効果も期待できるのです…!
後鼻漏で悩んでいる人でなた豆茶を試した人は多く、完治できた人も沢山います。
1袋1か月分で3,000円代と少し高めですが、手術よりは安いです。
しかも通販で買えて家で飲むだけなので、通院する必要もないのがオススメポイントです。
まとめ(手術以外の後鼻漏治療方法)
この記事では、「ファイアースコープで後鼻漏の手術ができるのは本当なのか?」についてご紹介しました。
病院でできる治療方法は、薬物療法と手術以外にもあります。
でも、一時的な効果しかないので完治までの効果は期待できません。
病院でできるもう一つの治療方法は吸入器を使うこと。
ネブライザーという医療器具で、生理食塩水と薬剤を蒸気にして鼻から吸い込むのです。
これをすると、やっている最中から口から鼻水が出てきます。
そしてやり終えるととても鼻どおりがよくなって、口の中のネバネバもなくなります。
不快感がなくなってすっきりするのですが、私の場合は病院を出て自宅に帰るまでに鼻詰まりが復活しました。
蒸気で副鼻腔の働きをよくするだけなので、蒸気が蒸発したら効果がなくなってしまうのです(泣)
ホットシャワーという家庭用の吸入器も発売されているのですが、これも私の場合は一時的な効果だけでした。
なた豆茶のような継続的な効果はなかったので、経済的にも生活への取り入れやすさ的にも私は「なた豆茶」がオススメです。
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